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映画【ジョーカー】最高峰の狂気【ネタバレ少なめ】

その他
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今、話題沸騰中、アカデミー賞有力候補である映画【ジョーカー】を先週観てきました。

その前に前置きを。

クリストファーノーラン監督の【ダークナイト】

故ヒースレジャーとジョーカー

この作品を幾度となく見た僕にとって、ジョーカー=故ヒースレジャーであり、

『彼以外の何人も彼が演じたジョーカーを超える事は出来ない…』

という信念の元、今回【映画ジョーカー】を観ました。

故ヒースレジャーは人生のみならず魂まで捧げてジョーカーになった。

役者が到達し得る到達点を超える狂気を生み出して亡くなられた。

ヒースレジャーとは?

天才が魂を捧げて作り上げた役を、異才と言われる彼がどのように演じるのか…

ホアキン・フェニックスとは?

~感想~

圧巻でした。ヒース・レジャーのジョーカーが

【物語の最初から最後まで、天才による到達点超えの狂気の饗宴】

ならば、

ホアキン・フェニックスのジョーカーは、

【身近にある誰にでも抱き得る狂気が本物の狂気に到達する悲劇】

と感じました。

映画を観てすぐは、【ダークナイト】と比べ、ジョーカーの異常性が足りない…もっと残虐性が必要!

と思い、

『作品に感動しつつも今一つかな?』

と評価しておりました。

しかし、『ダークナイト』に比べ、『ジョーカー』は時間が経てば経つほど僕の心の中で影響力が増幅していきました。

誰もが知っているヴィラン(悪役)であるジョーカー。

この映画は、社会的に弱者であるアーサー・フレック(役名)がジョーカーになる過程を描く悲劇の英雄譚。

【児童虐待、介護問題、精神疾患、生活保護などの福祉問題】

【人種差別、雇用問題、社会運動など社会問題】

【マスコミやテレビ局による放送問題】

様々な問題が連なり重なり合い、産まれた【狂人ジョーカー】

彼の何が僕の心にここまで染み渡っているのか…

その答えが昨日わかりました。

がスマホでジョーカーを調べていると、五歳の娘が偶然この記事のトップ画である【ジョーカーの笑顔】写真を指差しました。

娘

このおじさん知ってる。

 

俺

ピエロでしょ?

 

娘

CMで見たよ。可哀想なおじさんが皆に虐められてピエロになっちゃうんでしょ?この写真、怖そうに笑ってるけどピエロほんとは泣きそうだよね?

 

俺

……そうだね

そうです。娘がこの【ジョーカー】の本質を教えてくれました。

これは、どこにでもありそうな可哀想な話なのです。

そんや可哀想な話を聞いて、見て、誰が爽快感や興奮を覚えるか?

僕の前提が間違っていた。

これはバットマンのヴィランの話ではない。彼らが暴れるアクションでもない。さらに言うとジョーカーでもない。【ダークナイト】と比べるものではない。

ホアキン・フェニックスが演じるただ一人の人間、アーサー・フレックの悲劇なのだ。

僕の心の中に渦巻く感情は『同じ弱い人間に対する親近感、そして同情』であることがわかった。

現代社会では、誰もが問題を抱え、誰もが心に傷をもっている。

少しボタンを掛け違い、少し運が悪いだけで、人は誰もがジョーカーになる可能性を秘めている。

ジョーカーの行う犯罪は、もちろん悪であり決して許されるものではない。誰もがそう思うだろう。

しかし、僕のようにホアキン・フェニックス演じるアーサーフレックへの親近感や同情を感じる人間は多々いるであろう。

彼は加害者であり凶悪犯罪者であり精神異常者である。決して世の中に許容される人間ではない。

ただ、被害者でもあり社会的弱者でもあり庇護されうるべき人間である。彼らを弱者の許容すらを許さない世の中はいかがなものか…

僕らも、理性の一皮剥けば【ジョーカー】に成り得るのだ…

この【ジョーカー】、現代社会の本質を問い殺す、凄まじい作品である。

※うちの娘にも鳥肌がたった。

CMという少しの情報から本質を見抜いている。五歳の感覚ではない。

感受性が豊か過ぎて親としては心配することが多々あるが、なんとかこの世の中を生き抜けるように強く成長して欲しい。

 

是非とも応援お願い致します!
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